オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2026年8月4日

トレーラーハウスは揺れない?快適さを支える「ジャッキアップ」

トレーラーハウスは揺れないのか?

トレーラーハウスに興味のある方や購入を考えている方などは揺れるんじゃないかと気になったりすることはありませんか?
答えは・・・

 

揺れない

正しくは

揺れないようにしている です。

 

もちろん、「揺れない」ようにするには設置時におけるある「技術」が必要になります。
それを今からご紹介していきます。

トレーラーハウスは「タイヤがついた車両」であるため、タイヤが地に着いた状態でトレーラーハウス内に人が入ると、ふわふわ・ゆらゆらとわずかな揺れを感じてしまいます。
この状態から一般的な住宅と変わらない揺れない空間にするためには重要な準備段階があります。

それが、トレーラーハウス設置時に行うジャッキアップとレベリング(水平出し)です。

タイヤが地面についている状態だと揺れるわけですから、地面からわずかに離して浮かせる必要があります。
正しく設置されたトレーラーハウスのタイヤを触って動かしてみると分かりますが、くるくると回ります。
私がトレーラーハウスに携わり始めた頃、タイヤに重心を置いて立っていると思っていたトレーラーハウスのタイヤがいとも簡単に回ることを体感してびっくりした記憶があります。
そのタイヤが回る状態が維持され、傾きが無いようであれば、正しい設置方法が継続されていると言えます。

 

トレーラーハウスをジャッキが支えているのが分かります。タイヤは地面に接しているように見えますが、タイヤが回るのを確認しています。

お客様が駐車場としてお使いになっていた固い地面にお客様が砂利を敷いてくださいました。
コンクリートベースを敷けばより安心です。

 

では、どのようにすればタイヤを浮かすことができるのか・・・というと、強固な鋼製ジャッキでトレーラーハウスを持ち上げています。
トレーラーハウスの重量や積載物(家具や設備)の配置やバランスにもよりますが、ポロックスでは強度のあるシャーシの鉄骨フレームに当てるように1.5m前後の間隔でシャーシの両サイドにジャッキを設置して重さを地面に逃がしています。

ポロックスでは、トレーラーハウスもしくはシャーシのみを購入していただいたお客様が、その場所で上のハウス部分を建築をされるということであれば、納車時にジャッキを1本ずつ調整しながら水平出しをさせていただきます。

このときに注意するべき点は、せっかく水平出しを行っても地面が柔らかい場合、トレーラーハウスの重さで沈んで傾いてしまう可能性があります。
そのようなことにならないようジャッキの下にコンクリートのベース(枕木)を置くのみのこともありますが、コンクリート等で土台を作っておいていただくことをお勧めしています。
例えば駐車場として長年使用しすでに十分踏み固められたような沈み込まない地面であれば問題はありませんが、使用していなかった土地や柔らかい土地には、あらかじめコンクリートで舗装しておくと年数が経過しても沈み込みが理由で水平が崩れることはありません。

 

費用に余裕があれば、このようにコンクリートで舗装していただくのが安全で快適です。

 

これらを経て、トレーラーハウスは

 

揺れなくなる のです。

 

さて、ここからがトレーラーハウスであるが故のポイントですが、ただ頑丈に固定すればいいわけではなく、建築物ではなく「車両」としてあり続けるためにクリアするべき条件があります。
それをご紹介していきます。

【随時かつ任意に移動できる車両としての機能を維持する】
これこそが、トレーラーハウスの神髄です!注意をしておかなければなりません。

・ジャッキをすぐ外せるような状態にし、すぐ移動できるようにしておくこと。
・決してトレーラーハウスを地面に埋め込んで固定したりしないこと。
これらに気を付けないと建築物とみなされて違法設置とされてしまいます。

この「揺れることのない安定性」と「いつでも動かせる機能性」の相反する2つを両立させることがトレーラーハウス設置時におけるジャッキアップ技術なのです。